吐魯蕃(トルファン)----中国版新幹線

敦煌からバスで約2時間で柳園駅に到着柳園からトルファンまで新疆高速鉄道(CRH)(日本の新幹線にあたる)で4時間弱で到着。 CRH380型最高速度時速280km/hr程度 中国の新幹線は此処10年急速に発達し 「四縦四横」と呼ばれる南北4幹線、東西4幹線のほか都市間新…

敦煌(5)---唐代の旅立ちの詩

敦煌は唐代西域との国境、ここから先に出かけたらもう帰ることはできないかもの思いで詠んだ詩の中から三首を上げる 【 凉州词】 王思翰 葡萄美酒夜光杯 欲欲琵琶马上催 醉卧沙场君莫笑 古来征战几人回 ( 私の感じたところを訳してみた) 葡萄の美酒を夜光杯…

敦煌(4)---陽関と敦煌博物館と白馬寺

敦煌から西に30kmに玉門関と並んで重要だった軍事・通商の関門となっていた陽関の狼煙台が見える。 曽ての要所も今は砂漠の中にぽつんと狼煙台だけ残っている。 三年前に新たに作られた敦煌市博物館 白馬塔---鳩摩羅什がインドからの経典を唐の都に運ぶ途中…

敦煌(3)---莫高窟

敦煌都心から東南25kmに位置する鳴沙山の東の断崖に600あまりの洞窟が彫られその中に幾多の仏像彫刻や壁画が残されており、Unescoの世界文化遺産に認定されている。366年頃から掘り始められその後1000年に渡って掘り続けられた。陸のシルクロードの衰退と共…

敦煌(2)---駱駝に乗って鳴砂山、月牙泉をめぐる

街の中心からほんの数kmはなれると砂漠が広がる。鳴砂山の観光入場門を通過すると沢山の駱駝(恐らく200匹以上の観光用駱駝)が待っている。ここの駱駝はアフリカの1コブ駱駝と違い2コブ駱駝で乗り心地がよい。百匹以上の駱駝が座っている様は壮観だが、少し臭…

敦煌---古のシルクロード中国と西域の境界にあるオアシス都市

西安を12:10発のMU2215便(東方航空)に乗り14:45に敦煌に着いた。古の旅人が数週間かかった河西回廊を約2時間半で一飛びだ。唐の時代には西域と中国の境界の関所の街としてまたシルクロードの分岐点(天山北路、天山南路、西域南廊)の街として東西文化の交流…

西安(5)---目覚ましい発展

西安には20年前、10年前、5年前と過去3度訪れたが、ここ三年の発展(習近平指導体制下、新市長になってから?)には驚くものがある。今迄の印象は薄暗い空、薄汚れた街並み、至る所修理中の狭い道路であったが、今回は見違えるほど発展していた。近郊には高層…

西安(4)--唐歌舞ショウ及び西安名物餃子

唐歌舞ショウ 夕食後8時公演の「唐王朝の華やかな朝廷の物語」を歌舞(オペラ風)にしたショウを見学しに小雁塔近くの「唐楽宮」に出かけた。約1時間の公演だが専属楽団の生演奏で飲み物(ビールなど)が付いて「かぶりつき席」一人約4000円。すごく華やかな舞台…

西安(3)ーー大雁塔、青龍寺

大雁塔 慈恩寺境内にある。インドより玄奘三蔵が持ち帰った経典翻訳600部あまりを納めるために唐代652年に建立された。則天武后の時代には10層の造りだったが、戦火に会い今は7層(高さ74メートル)。 7層の最上階まで階段で登ることができる。但し有料登るの…

西安(2)ー兵馬俑

西安都心から東にバスで約40分の所に2000年の永き時を地中に眠っていた、死後の秦の始皇帝を永遠に守るため作られた9000点にも及ぶ兵や馬の像が、1974年井戸掘り作業中偶然発見された博物館入口第一兵馬俑博物館兵馬俑の不思議 1)6000体以上の兵士は全て顔形…

西安ーー華やかな長安を偲び

西安は陕西省の省都で名古屋とほぼ同じ緯度(北緯35.5)に位置し、唐代(約千三百年前)には長安と呼ばれ、当時は人口100万人の世界最大の繁栄を極めた大都市でシルクロードの東の起点。秦(BC 221〜咸陽)、漢(BC202〜長安)、隋(AC589〜長安)、唐(AC618〜907長安…

悠久なるシルクロードを旅して 2千年前のシルクローと現代版シルクロード(一帯一路)

全体旅程 名古屋ー上海ー西安ー敦煌ートルファンーウルムチー西安ー上海ー名古屋 敦煌(柳園)ートルファンは新幹線、トルファンーウルムチは旅行社バス 中部大CAACの6名と9月中旬中部国際空港から8:55発の中国東方航空(MU292)で出発。途中上海(浦東国際空港)…

日本アルプスの雪景色

蓼科山頂から日本アルプスの雪景色を撮影しました。よく晴れた日でしたが、春霞のせいか遠景はシャープさを欠いてしまいました。

新潟津南町のランタン祭り

日本では長崎のランタン祭りが有名だが一昨年から津南町でも毎年ランタン祭りが行われるようになり参加しました。当日は約五百人程度の参加者でしたが運営も垢抜けとても感動的でした。 夜空に打ち上げるランタンには一年間の健康と世界平和祈念して書きまし…

梅の花今年も咲き又散って行く

毎年この時期になると「東風吹かば 匂い起こせよ梅の花 主人なしとて 春な忘れそ」の道真の詩と言われる古今和歌集の一句を思い出す。最近の話題は元の詩は「・・・春を忘るな」と言う説が主流だそうだが「・・春な忘れそ」の方が作者の強い思いが感じられる…

2018年我希望又能过尽最大努力、事后不要后悔

新しい年を迎え一つずつ齢を重ねる、もう喜寿も過ぎた、よくもここまできたものだと驚く。孫ももう大学生だ。 既に玄冬の時代に入りまわりの景色も少しずつ変わって来た。 でもこの世はそんなに悪くはない、多様性に対して不寛容の時代に入ったようだがもう…

真っ赤な紅葉綺麗だな

晩秋 紅葉

先週木曽御岳の自然湖に撮影に出向いた。夏の賑わいが嘘のように静まり帰り すっかり葉を落とした木々が柔らかな光を受け静かに佇んでいた。

毛嵐(けあらし)立ち込める

11月中旬から下旬にかけ愛知県犬山市の入鹿池で冷えた朝湖面から霧(靄)が立ち込める景色が見られる。この季節の「毛嵐」という季語ともなっている。丁度朝早くからのワカサギ釣りのボートも出ていて絶好の写真撮影のポイントとなっている。但し光量が少なく…

山奥の古い街 鳳凰

今回の旅行で中国の山奥の村が四、五年前に比べ飛躍的に発展していることを感じた。以前貧しくて農民工と呼ばれる出稼ぎが少なくなり、今までの土塀、泥レンガ積み上げの見窄らしい家がなくなりコンクリート造りの二階建て三階建ての立派な家に変わっていた…

世界自然遺産武陵源

中国湖南省張家界の街から車で1時間程度のところに広大な武陵源の公園がある この地区には苗族、土家族などの少数民族が 住んでいる土家族の歓迎

天門山恐怖のガラスの廻廊

足元にガラスを通して数百メートル下の谷が見える。高所恐怖症の人は通れない。ガラスを傷つけないよう全員が布製の赤い靴カバーをつける。下を見ると思わず足がすくむ。バス道はヘヤーピンカーブの連続、切り立った峰々な地震が来たらすぐに崩れそう。

世界遺産 張家界と天界門と武夷山

世界一長いロープウェイ、張家界の街の上を通り標高1,000メートルの天門山の頂上まで約7km往復を一本のロープで運転途中の中継サポート柱も殆どなく揺れる。日本では安全上絶対に許可されないと思った。山頂に有る天への門と言われる大きな穴 この穴を小型飛…

北京の友人を訪ねて

北京の近代化のスピードは驚くばかりだ。昔の四合院(胡同)や老街 の面影はすっかりなくなり,王府井など古の老街は近代的な高層ビルが林立しています。かろうじて観光用に北海の北側など一部地域のみに四合院、胡同の面影が残っています 又待機場及び流しの…

捥ぎたてのトウモロコシ

昨日CAACのクラスメート有志で育てたトウモロコシの収穫に平谷村へ行って来ました。 台風で少し枝が倒れていましたがしっかり実を付けており問題なく収穫できました。寒暖の差がある高原のトウモロコシはとても甘い(糖度15度以上との事)よ。 現地で捥ぎたて…

納涼花火大会

昨日春日井市の市民納涼祭りが落合公園であり花火見学をして来ました。沢山の夜店が出店し、適当な風も吹いて夕涼みしながら花火見学できました。十八万近い人出でとても賑わって居ました。 三千五百発の花火が約1時間の間に次次と打ち上げられ迫力がありまし

夏の風物詩

毎年この時期になると一度は訪れる犬山の木曽川の鵜飼見物に行って来ました。七世紀にはもう始まったと言われる伝統漁法です。衣装も船の作りも古来の方法を伝承しており、松を使った篝火と船べりを叩く音で川の中の鮎を驚かせ、鵜を使って魚を捕る古来から…

蓮は泥より出でて泥に染まらず

蓮は花托(かたく)と呼ばれる穴が空いた部分があり、まるで「蜂の巣」の様に見えます。ここから転訛して「はちす」「はす」となったと言われます。 花托は雄しべの黄色の花粉で授粉し蓮の実を結実し、地下茎はレンコンになります。愛知県の愛西市はレンコンで…

梅雨を素敵に演出する

梅雨に入って目を楽しませてくれる花の代表は紫陽花(あじさい)だと思います。紫陽花は八仙花とか七変化とも言われます。中国語では绣球花(xiuqiuhua)と言いますが、よく花の様子を把握した言葉だと思います。紫陽花はガクアジサイが原種で日本固有の品種で…

梅雨空に入道雲

梅雨のきれめに虹空でも🌈撮影できないかと待っていたら、入道雲がでてきて驚いた。空だけ見ていると真夏のようだ。もう直ぐ真夏だ。