蓮は花托(かたく)と呼ばれる穴が空いた部分があり、まるで「蜂の巣」の様に見えます。ここから転訛して「はちす」「はす」となったと言われます。
花托は雄しべの黄色の花粉で授粉し蓮の実を結実し、地下茎はレンコンになります。愛知県の愛西市はレンコンで有名です。
本日春日井市の三又公園ではすの写真を撮りました。ここの蓮は「大賀蓮」と言われ、大賀一郎博士が二千年前のタネを用い開花に成功したものです。古墳、飛鳥に時代を彷彿とさせませんか?万葉美人が目に浮かびます。下記の短歌意味深ですね。褒めておいてこき下ろす?
「はちすはの 濁りに染まぬ心もて なにかは露を 玉と欺く」古今集 遍昭僧正