梅雨を素敵に演出する

梅雨に入って目を楽しませてくれる花の代表は紫陽花(あじさい)だと思います。紫陽花は八仙花とか七変化とも言われます。中国語では绣球花(xiuqiuhua)と言いますが、よく花の様子を把握した言葉だと思います。紫陽花はガクアジサイが原種で日本固有の品種です。シーボルトが江戸時代にヨーロッパに持ち帰り人気を博し観賞用の改良が進みました。最近は西洋でも盛んに品種改良が行われており日本にも多くの西洋アジサイが輸入され、50種以上の種類があるそうです。七変化と言われるだけあり肥料の与え方(酸性の肥料を与えると青い花アルカリ性の肥料を与えると赤い花が咲く)、太陽光線のあたりかたでいろいろな色が楽しめます。我が家では暮れに根元に石灰を撒いたら今年は濃い紫の花が咲きました。f:id:moriwa14911:20170611230137j:image手毬咲きf:id:moriwa14911:20170611230202j:imageがく咲きf:id:moriwa14911:20170611230214j:image各種のガクアジサイマクロレンズでの花の観察f:id:moriwa14911:20170611230354j:imagef:id:moriwa14911:20170611230411j:imageガクアジサイ真花外の花弁は装飾花と言いますf:id:moriwa14911:20170611230528j:image紫陽花の

短歌

紫陽花や帷子時(かたびらとき)の薄浅黄(うすあさき)   芭蕉

紫陽花や昨日の誠今日の嘘    子規