2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夏の風物詩

毎年この時期になると一度は訪れる犬山の木曽川の鵜飼見物に行って来ました。七世紀にはもう始まったと言われる伝統漁法です。衣装も船の作りも古来の方法を伝承しており、松を使った篝火と船べりを叩く音で川の中の鮎を驚かせ、鵜を使って魚を捕る古来から…

蓮は泥より出でて泥に染まらず

蓮は花托(かたく)と呼ばれる穴が空いた部分があり、まるで「蜂の巣」の様に見えます。ここから転訛して「はちす」「はす」となったと言われます。 花托は雄しべの黄色の花粉で授粉し蓮の実を結実し、地下茎はレンコンになります。愛知県の愛西市はレンコンで…

梅雨を素敵に演出する

梅雨に入って目を楽しませてくれる花の代表は紫陽花(あじさい)だと思います。紫陽花は八仙花とか七変化とも言われます。中国語では绣球花(xiuqiuhua)と言いますが、よく花の様子を把握した言葉だと思います。紫陽花はガクアジサイが原種で日本固有の品種で…

梅雨空に入道雲

梅雨のきれめに虹空でも🌈撮影できないかと待っていたら、入道雲がでてきて驚いた。空だけ見ていると真夏のようだ。もう直ぐ真夏だ。

いずれがあやめか、かきつばた

二人以上の美人が甲乙つけ難い時よくこの例えが使われますよね。 実際のところ、あやめ(菖蒲)、しょうぶ(菖蒲)、花しょうぶ、かきつばた(杜若)の区別はとても難しいと思います。この中で端午の節句に菖蒲湯として使う菖蒲だけはガマの穂の様な花で全く異なる…