いずれがあやめか、かきつばた

二人以上の美人が甲乙つけ難い時よくこの例えが使われますよね。

実際のところ、あやめ(菖蒲)、しょうぶ(菖蒲)、花しょうぶ、かきつばた(杜若)の区別はとても難しいと思います。この中で端午の節句に菖蒲湯として使う菖蒲だけはガマの穂の様な花で全く異なるものなので直ぐ判別できますが、残りの三つは一目見には判別できませんね〜

又あやめも、しょうぶも漢字にすると菖蒲と書くのも不思議に思えます。又かきつばたと言う漢字も普段使っておらず書くことは勿論、読むことも困難です。杜若は青紫の染料として使われ昔は手紙を書くときにすみの代わりに使われることもあり、「書付花」が訛ったとも言われます。f:id:moriwa14911:20170611151651j:image水辺に咲き誇る花菖蒲f:id:moriwa14911:20170611151706j:imagef:id:moriwa14911:20170611151731j:imagef:id:moriwa14911:20170611151803j:imagef:id:moriwa14911:20170611151832j:imageどどれが、花しょうぶで、どれが杜若でどれがあやめかわかりますか?

花を見て判別する簡単な方法

あやめ…最も背が低く花びらの付け根に網目の模様がある

花しょうぶ...花弁の付け根に黄色の目の模様がある

かきつばた...花弁の付け根に白色の目の模様がある