いずれがあやめか、かきつばた
二人以上の美人が甲乙つけ難い時よくこの例えが使われますよね。
実際のところ、あやめ(菖蒲)、しょうぶ(菖蒲)、花しょうぶ、かきつばた(杜若)の区別はとても難しいと思います。この中で端午の節句に菖蒲湯として使う菖蒲だけはガマの穂の様な花で全く異なるものなので直ぐ判別できますが、残りの三つは一目見には判別できませんね〜
又あやめも、しょうぶも漢字にすると菖蒲と書くのも不思議に思えます。又かきつばたと言う漢字も普段使っておらず書くことは勿論、読むことも困難です。杜若は青紫の染料として使われ昔は手紙を書くときにすみの代わりに使われることもあり、「書付花」が訛ったとも言われます。水辺に咲き誇る花菖蒲どどれが、花しょうぶで、どれが杜若でどれがあやめかわかりますか?
花を見て判別する簡単な方法
あやめ…最も背が低く花びらの付け根に網目の模様がある
花しょうぶ...花弁の付け根に黄色の目の模様がある
かきつばた...花弁の付け根に白色の目の模様がある
曼荼羅寺の藤の花
毎年観賞に行っている曼荼羅寺の藤の花を見に連休中の3日に行ってきました。今年は例年に比べ一週間程開花が遅れた様で当日はちょうど見頃満開でした。
藤は蔓が20メートル以上にもなるものがありますが、品種により左巻と右巻きがあるそうです。巻きつくと簡単には解けないので、花言葉は「消して離れない」? だそうです。藤の花の香りに誘われ大きなミツバチ🐝が蜜をすっていました。白い藤の花の写真を拡大すると何匹か見られます。 古くから藤の花を読んだ俳句、短歌はたくさん有ります。万葉の時代には藤の花は藤浪といったそうです。藤を詠んだ詩で好きなもの数種類
藤浪の花は盛りになりにけり 平城(なら)の京(みやこ)を思ほすや君
恋しけば形見にせむと我が宿に 植えし藤浪今咲にけり
くたびれて宿かる頃や藤の花 芭蕉
ゆく春の後ろを見せる藤の花 一茶
桜の見頃も今週が最後か
彼岸桜、染井吉野、八重桜もこの近くでは今週が最後の様です。東谷山フルーツパークの枝垂れ桜は来週ぐらまで見頃と思います。4月後半は信州の一本桜が見頃でしょう🌸。
桜を読んだ好きな歌
もろともに 哀れと思へ 山桜 花より他に知る人もなし (大僧正行尊)
散ればこそ いとど桜はめでたけれ 浮世に何か 久かるべき( 有原業平)
願わくば 花に下にて春死なむ その如月の 望月の 頃
どの歌もいさぎよさが滲み出て居ますが、何か寂しい感じが残りませんか?
先週家の近くで写した写真です。
遅咲きの枝垂れ梅
梅の花もほとんど散り、もうすぐ桜の開花となります。桜の開花までのひと時、遅咲きの枝垂れ梅がつなぎ役をしてくれます。香りはそれ程ですが華やぎを感じました。
芳しき梅の香りに誘われて
暖かい日和に誘われて東谷山の梅林を訪れました。紅梅、白梅が咲き乱れ梅林に芳しい香りを漂わせていました。梅は花もいいけれど私は香りが嬉しいです。いにしえ人が読んだ好きな梅の歌
大空は梅のにほいに霞つつ曇りも果てぬ春の夜の夢
東風(こち)吹かば想い起こせよ梅の花
主人(あるじ)無しとて春な忘れそ
(道真)
年のはに春の来たらばかくしこそ梅をかざして楽しく飲まめ
(宿奈麻呂)
人はいざ心も知らず故郷は花ぞ昔の香ににほいけり
(貫之)
この中にメジロが写っていますがわかりますか?
イチゴパラダイス
大学からの帰り道や休日などに時々コーヒーを飲みに行きます。今までは学校から比較的近いk店をちょくちょく訪れていましたが、同じぐらいの距離でもう少し高級化があるs店に行って見ました。店内はゆったりしていて明るく高級感がありました。ランチのパスタも生麺を使用美味しく、5月中旬までの限定販売のイチゴパラダイス(パンケの上にたっぷりの生クリームそして新鮮なイチゴの盛り付け)がお勧めです。クリームも甘さ控えめで、自分の好みでイチゴソースと練乳で好みの甘さにできます。自分で自分にご褒美をあげたい時とか友達とリラックスして談笑したい時などにお勧めです。