西安(2)ー兵馬俑
西安都心から東にバスで約40分の所に2000年の永き時を地中に眠っていた、死後の秦の始皇帝を永遠に守るため作られた9000点にも及ぶ兵や馬の像が、1974年井戸掘り作業中偶然発見された博物館入口
第一兵馬俑博物館兵馬俑の不思議
1)6000体以上の兵士は全て顔形が異なる、兵の背の高さは1.8m程度どの様に焼成したのか?(日本の埴輪はせいぜい0,5m)
発掘中の兵馬俑
現在第一から第四までの兵馬俑博物館となりユネスコ認定の世界文化遺産として公開されている。
身につけている衣服、髪型から職位、民族がわかる
精巧な馬の俑
第四博物館 青銅の馬車
2)実物の二分の一の大きさの青銅製屋根付き始皇帝用馬車、屋根の厚さ、日除け傘は約1.5mmの厚さで1.5平米にも及ぶ薄い屋根、傘がこの時代にどのように鋳込むことができたのか!今でもこんな薄くて広いもの鋳込むの難しい。
3)銅製の劔、表面にクロームメッキが施され2000年経っても錆びていない。どのようにしてメッキができたのか?
2000年前の技術は思っていたよりはるかに進んでいたようだ!当時の中国の彫刻技術は同時代のギリシャ写実彫刻技術とは異なるが抽象化を計り素晴らしいと言える。
西安ーー華やかな長安を偲び
西安は陕西省の省都で名古屋とほぼ同じ緯度(北緯35.5)に位置し、唐代(約千三百年前)には長安と呼ばれ、当時は人口100万人の世界最大の繁栄を極めた大都市でシルクロードの東の起点。秦(BC 221〜咸陽)、漢(BC202〜長安)、隋(AC589〜長安)、唐(AC618〜907長安)各王朝がここに千年以上も都を置き文化遺産がたくさん残されています。今も城壁が完全に残っている中国でも数少ない城郭都市で、城壁は一周約12km、高さ約8m、城壁の上は約12m幅の遊歩道になっており、自転車で約30分で一周できる。但しこの城壁は唐代以降にさびれた西安を活気つけるため明代に新しく築かれたもの
。
西安市中心部
城壁の上から書院門(南門)前の広場を望む、高層ビル林立した市街地が見える。
t城壁の上の12m幅の遊歩道
城壁階段で結婚の前撮りをするカップル
城郭内の中心に位置する36mの高さの鐘楼、釘一本も使っていない。鐘をついて開け時を知らせた。
鐘楼と一対の鼓楼、鼓を打ちて暮時閉門を知らせる。
新潟津南町のランタン祭り
日本では長崎のランタン祭りが有名だが一昨年から津南町でも毎年ランタン祭りが行われるようになり参加しました。当日は約五百人程度の参加者でしたが運営も垢抜けとても感動的でした。 夜空に打ち上げるランタンには一年間の健康と世界平和祈念して書きました
2018年我希望又能过尽最大努力、事后不要后悔
新しい年を迎え一つずつ齢を重ねる、もう喜寿も過ぎた、よくもここまできたものだと驚く。孫ももう大学生だ。
既に玄冬の時代に入りまわりの景色も少しずつ変わって来た。
でもこの世はそんなに悪くはない、多様性に対して不寛容の時代に入ったようだがもうすこし行先を見届けたい。
老々介護に潰されないよう今年も学びをつずけ(学到老,活到老)、新しいことに挑戦続けたい。
今年も年末の二日間をかけ10人分のおせちを作り家族全員で新年を過ごすことができた。今年も中国からの可愛い留学生が遊びに来てくれ楽しくおせち一緒にいただきました。