切り干し大根作りに挑戦
庭の菜園で栽培した大根が食べきれず未だ10本ほど残っていたので、数本引き抜き、切り干し大根を作ってみた。
切り干し大根は生の大根に比べ、細く切って太陽に晒して作るので、生の大根に無い風味が出てくる。大根はその90%程度が水分でそれを乾燥し取り除き、ビタミンB群を豊富に取り込むと同時に赤外線、紫外線の働きで大根に含んでいる酵素の働きが活発になり、糖分の分解が進みアミノ酸が増えて新たな栄養素が作られる。生の大根に比べ、Caは20倍以上、kは14倍以上、B1、B2は10倍以上となる。食物繊維が豊富で便秘解消、善玉コレステロール増加、高血圧の予防等健康食品である。
自家製の天日干し
二日間干したもの
大根を1〜2cm角の大きめに切ったものと、0、5〜1、0cmと細めに切ったものを作り出来栄えを比較してみた。太陽に二日間ほど晒すと、思っていたよりずいぶん細く干上がった。
細く切ったものの乾燥後の状態
太く切ったものでも干しあがると0,5cm角程度の細さとなり、細いものは糸の如く細くなった。
切り干し大根の煮付け
切り干し大根を軽く水洗いした後、約20分水に付け、戻す。昆布と干し椎茸でだし汁を取り、切り干しを付け戻した汁も加え煮付けじるとする。
だし汁を作るのに使った後の干し椎茸と昆布を細く刻み、ハンペンも細く刻み、切り干し大根と共に約7分ほど煮込み、味醤油で味を整え出来上がり。細く刻んだ切り干しの煮込みは味がよく染み込む、いっぽう太く刻んだものは歯ごたえがしっかりあり私好みである。酒のつまみにも、もってこいの料理になった。
季語では「軒しのぶ」とも呼び、京都では今でも「切り干し大根」を「軒しのぶ」と呼んでいる人も多い。
東谷山の梅林
東谷山フルーツパークは枝垂れ桜の名所として有名だが、梅林も約200本の梅の木があり2月中旬から三月中旬まで芳しい香りを園内に漂わせている。毎年この時期に一度は訪れており、先週初めに行ってきた。
早咲きの梅の花(蝋梅など)は
もう萎れかけていたが、枝垂れ梅はまだ二部咲き程度で見頃だと思った。
梅に鶯の例えがあり、梅の花の蜜を吸いに眼白など美しい鳥が飛んできてくれればと思って写真機を持って行ったが人が多く、烏、雀以外は見つけられなかった。人混みの少ない朝晩でなければ来ないのかもしれない。
紅梅、白梅、八重、枝垂れなどいろいろな種類がある。ピンクの枝垂れ梅は一見桜と見分けが付けにくい。すぐそばに大寒桜が満開となっていたが一瞬梅と見間違えた。
大寒桜が満開
梅の花は花弁(はなびら)の先が丸く、一方桜は花弁の先が尖っている。又梅にはほとんど花柄(かへい)、花梗(かこう)が無く枝から花が直接ついているが、桜は枝から花梗、花柄を介し少し離れて咲いている。
ちなみに梅も桜もバラ科の植物である。
雲南省九龍瀑布
羅平から車で30分程北に向かったところに風光明媚な九龍瀑布がある。入場すると片道約1.5kmのハイキングコースとなっている。
往きはケーブルカーにて約5分間乗って小高い丘の山頂展望台にたどり着きそこから瀑布全景が見られる。九龍の名のごとく9匹の龍が滝から川下にかけ住んでいるという。約百段の階段を降りると滝の真下にたどり着き、遊覧船で滝壺を一周することができる。
飛び石を使い対岸にたどり着き(少しスリルがある)川沿いに約30分散歩道を歩くと出口にたどり着く。気持ちの良い散策ができる。
雲南省の古都 建水とリゾート地弥勒
元陽に向かう途中に古い城壁都市建水がある。今回の旅で特に感じたことはこんな辺鄙な小さな町も三年前に比べ開発投資が進み見違えるほど豊かになっていることに驚いた。西部開発、貧富の格差縮小に現政府がとても力を入れていることを痛感した。
建水では多くのツボを売る店が並んでいた。昔からこの土地の名産だそうだ。これらのツボは何に使うのだろうか?お茶の葉を保存する容器と聞いたが、大きすぎないか?何か漬物を作る容器?知っている人教えて
又弥勒という水濠都市はリゾート地としての開発が進んでおり、魚釣り、ゴルフ場など一年中温暖な気候と風光明媚な自然を売り物に急速に開発が進んでいる。近い将来海南島に匹敵するリゾート地になるかも。