西安(3)ーー大雁塔、青龍寺
大雁塔
慈恩寺境内にある。インドより玄奘三蔵が持ち帰った経典翻訳600部あまりを納めるために唐代652年に建立された。則天武后の時代には10層の造りだったが、戦火に会い今は7層(高さ74メートル)。
7層の最上階まで階段で登ることができる。但し有料登るのはかなりしんどい
西安中心地より南東に約3km、唐代に隆盛を極め東南アジア諸国から修業僧が多く学んだ。空海、円行他がここで学ぶ。空海がここで三年間修行し帰国し、高野山で真言密教を創立した。四国88ヶ所巡りの番外(0番霊所)とされていて多くの日本のお遍路さんが訪れる。
白檀の線香と御朱印帳を購入
空海と師事した惠果の二人が印刷された参拝記念証にサインしてもらえる
寺の境内には多くの桜の木や柳の木があり普段は静寂感漂う
88札所巡りの番外(〇番札所)の記念碑前でポーズ
1086年頃寺は衰退し漸次廃墟と化す。1980年頃中国西安市と日本の真言宗徒の協力で再建された。四国4県日中友好協会が桜千本を寄贈し、今では桜の名所となっていて、桜の季節には多くの市民が参拝する。