国府宮(こうのみや)裸祭り
全国に数ある裸祭りの中でも一二を争う勇壮な祭りで、裸男の激しい揉み合いで死者が出る年もある。
毎年旧暦1月13日に愛知県稲沢市の尾張大国霊(おわりおおくにたま)神社の難追(なおい)神事で尾張三大奇祭の一つ。
朝から沿道には百店以上のの露天商が軒を並べ賑わう。
奉納された大鏡餅
3時過ぎると各町内から難払いの願いを包んだ笹(竹)を担いだ下帯(褌/ふんどし)一つの裸男が神社を目指し練り歩いて笹を奉納する。
四時ごろになると難追殿の前に裸男が集まり始め神男(その年選ばれた世の難を一身に背負う)の登場を待つ
4時半ごろになると正門から神男が数人の護衛に護られ登場すると数百人の裸男が神男に触って厄を落とそうと殺到する。そのすざましさには圧倒される。肌が擦れ合い捲れないよう水をふりかけるがすぐ水蒸気(湯気)となって立ち込める。