敦煌---古のシルクロード中国と西域の境界にあるオアシス都市

西安を12:10発のMU2215便(東方航空)に乗り14:45に敦煌に着いた。古の旅人が数週間かかった河西回廊を約2時間半で一飛びだ。唐の時代には西域と中国の境界の関所の街としてまたシルクロードの分岐点(天山北路、天山南路、西域南廊)の街として東西文化の交流点として栄えた。シルクロードの衰退と共に街は衰えたが、20世紀初期に莫高窟での大量の古典資料が発見され再び日の目を見るようになった。しかし観光以外の産業が発達しておらず、人口13万人のこじんまりした街である。それにもかかわらずここもこの3年の西部大開発の波に乗り、街が大幅に整備され綺麗になり、観光施設も整備された。