西安ーー華やかな長安を偲び

西安は陕西省の省都で名古屋とほぼ同じ緯度(北緯35.5)に位置し、唐代(約千三百年前)には長安と呼ばれ、当時は人口100万人の世界最大の繁栄を極めた大都市でシルクロードの東の起点。秦(BC 221〜咸陽)、漢(BC202〜長安)、隋(AC589〜長安)、唐(AC618〜907長安)各王朝がここに千年以上も都を置き文化遺産がたくさん残されています。今も城壁が完全に残っている中国でも数少ない城郭都市で、城壁は一周約12km、高さ約8m、城壁の上は約12m幅の遊歩道になっており、自転車で約30分で一周できる。但しこの城壁は唐代以降にさびれた西安を活気つけるため明代に新しく築かれたもの

 

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黄河の支流渭河近郊に発展した西安

f:id:moriwa14911:20181009135518j:image西安市中心部

f:id:moriwa14911:20181009135313j:image城壁の上から書院門(南門)前の広場を望む、高層ビル林立した市街地が見える。

tf:id:moriwa14911:20181009135222j:image城壁の上の12m幅の遊歩道

f:id:moriwa14911:20181009164016j:image城壁階段で結婚の前撮りをするカップ

f:id:moriwa14911:20181009165536j:image城郭内の中心に位置する36mの高さの鐘楼、釘一本も使っていない。鐘をついて開け時を知らせた。

f:id:moriwa14911:20181009165533j:image鐘楼と一対の鼓楼、鼓を打ちて暮時閉門を知らせる。