ベトナム(越南)はどんな国
正式国名はベトナム社会主義共和国)
中部空港から約5時間のフライトで首都ハノイ(首都)や南部のホーチミン(フランス統治下に建設、改称前のサイゴン)の町に着く、東南アジアの国で日本とは時差二時間ある。
ハノイの中心にあるホーチミン廟と市中央のホアンキエム湖と商店街
ハノイの空港は街から車で約一時間のところにある新しいノイ・バイ国際空港で中部国際空港と同じ規模。空港からハノイ市街地の間多くの日本、中国、韓国の工場団地が見られる。ほとんどの従業員がバイク(3-4人が一台のバイクで)で通勤し、rush hourはバイクの隊列となる。
8月末(当地は雨季に当たる)に訪れたが、名古屋ほど暑くない。
ベトナムは歴史上1300年近く中国の属国又半世紀以上フランスの統治下にあった。しかし漢字(チュノム chữnôm 字喃と言い独自に漢字変化させた文字)やフランス語はもう日常生活ではほとんど見かけない。54民族(うち京族が90%近い)の多民族国家で人口約9500万人。
1961ー1976に渡る長いベトナム戦争で多くの犠牲者を出したが南北統一が実現した。
夏の風物詩 納涼花火大会
毎年この時期市内の落合公園で花火大会🎆が行われる。今年は台風の影響で開催日が1日順延され7月28日の日曜日に行われた。
約四千発の花火が打ち上げられ、今年も数万人の人出で芝生の上は立錐の地もないほどシートが敷き詰められていた。帰りの交通渋滞は想像以上で混雑を抜けるのに三十分以上待たなければならない。
綺麗な花火の写真を写そうと思うが中々満足の行く写真は撮れない。硝煙が立ち込め色が変わったり、かすんだりするので風上に陣取る必要がある。少し迫力のある写真を狙ってマニアル設定にて撮影するが、絞り加減やタイマーの設定が中々最適にならない。暗くなっているので写真機の表示画面が見にくく懐中電灯で照らすが老人の目にははっきり見えない。
来年こそもっと準備をしっかりして撮影に出かけよう。
蓮(はす)の花 と 睡蓮(すいれん)の花
ハスの花は蓮華(れんげ 蓮花とも書く)と言ったり、書いたりされます。(中国語では「荷花」( hehua)と言う)
春日井市内の生地川辺りに三又公園と言う小さな公園があり、そこに蓮池があり百株以上のハスが植えられていて6月後半にたくさんの花が咲いて見頃となります。毎年此処に出向き写真を撮っています。
此処の蓮は昭和二十年代に大賀博士により二千年も前の蓮の実が発見、培養され全国に広がったもので「大賀ハス」と言われています。数千年も前の景色が思い浮かばれます。
ハスの花は開花すると四、五日で散り始めます。
花が散った後の花托には蜂の巣の様な穴ができ、穴の中に「蓮の実」と言われる種子ができます。蓮の実は甘く中国では未熟のものを生で食べます。また完熟したものは乾燥して料理の材料にしたり、砂糖などをまぶし菓子として売っています。日本では 「はちのす 」> 「はちす 」>「はす」と呼ばれる様になったと言われています。
また根茎は秋になると肥厚し多くの節を持った「蓮根」(「連根 」ではないので注意)となります。
中華料理でスープを掬う陶器製のスプーンを「散り蓮華>れんげ」と言うが散った蓮華の花びらの形が似ていることから来ている。
睡蓮(「水連 」ではないので注意)の花
ハスと同じ様に池沼に生える水性植物でハスに似た美しい花が咲く。市内の平和公園(潮見坂霊園)にある小さな池で5月後半から花が咲き始め鑑賞できます。午前中に開花し午後は萎む。(漢字は睡眠をとる蓮という意味から睡蓮となったのかな?)日本産の睡蓮は「未草 ひつじぐさ」とも呼ばれる。
モネの絵画「 睡蓮の池」の連作で有名になった。
ハスとの大きな違いはハスには長い茎が有り水面から立ち上がって花が咲くが、睡蓮は葉を水面に浮かべ水面に花が咲く。熱帯産の睡蓮には水に浮かんだ大きな葉に人が乗れるほどのものがある。